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メキシコ沖に熱帯低気圧、ハリケーン「ジョン」被害地域に襲来か

2024年10月02日(水)13時31分

 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、1日にメキシコ南部の太平洋沿岸やグアテマラに接近した熱帯低気圧は、2日に内陸に移動すると予想されている。写真はハリケーン「ジョン」で生じた土砂崩れの様子。メキシコのアカプルコで9月撮影(2024年 ロイター/Javier Verdin)

[メキシコ市 1日 ロイター] - 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、1日にメキシコ南部の太平洋沿岸やグアテマラに接近した熱帯低気圧は、2日に内陸に移動すると予想されている。

1日夜により勢力の強い熱帯低気圧に発達する可能性が高く、洪水や土砂災害を引き起こす恐れがあるという。

メキシコでは先週、ハリケーン「ジョン」の影響で南西部沿岸の広い範囲が豪雨に見舞われ、土砂崩れにより少なくとも22人が死亡したばかり。

NHCによると、熱帯低気圧はメキシコのオアハカ州サリナクルス港の南東約121キロに位置している。同港には国営石油会社ペメックスが運営する大規模な製油所がある。

NHCは熱帯低気圧がメキシコ南部の複数の州やグアテマラ西部に100─300ミリの雨をもたらすと予想している。

ロイター
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