ニュース速報
ワールド

リビア、通常レベルの石油生産再開を準備 中銀人事問題決着で

2024年10月02日(水)14時48分

 10月1日、リビアは、中央銀行の新総裁人事に関する合意が成立したことを受け、8月下旬から停止していた石油生産を再開する準備を進めていると、2人の油田技術者が明らかにした。写真はトリポリの中銀前で8月撮影(2024年 ロイター/Ayman Sahely)

[トリポリ 1日 ロイター] - リビアは、中央銀行の新総裁人事に関する合意が成立したことを受け、8月下旬から停止していた石油生産を再開する準備を進めていると、2人の油田技術者が1日明らかにした。

東部ジャル59油田の技術者は「1か月に及ぶ停止の後、現在はリビア国営石油会社(NOC)からの通常レベルの生産再開指示を待っている」と述べた。

南西部エルフィール油田の技術者は、約1か月の停止を利用してメンテナンスを実施したと述べた。

国内の生産と輸出業務は8月、トリポリの大統領評議会によるカビール中銀総裁の更迭に抗議して東部の暫定政権が石油施設の閉鎖を宣言したため停止した。

中銀人事については、ナジ・モハメド・イッサ・ベルガセム新総裁とマリ・ムフタ・ラヒル・バラシ副総裁が1日、ベンガジの下院とトリポリの国家高等評議会に承認された。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア軍、ウクライナ東部要衝を完全制圧か 2年以上

ビジネス

石破首相が植田日銀総裁と会談、午後5時45分から=

ワールド

石破政権発足で中国主席から祝辞、官房長官「前向きな

ワールド

日米地位協定改定、首相の考え踏まえ望ましいアプロー
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大谷の偉業
特集:大谷の偉業
2024年10月 8日号(10/ 1発売)

ドジャース地区優勝と初の「50-50」を達成した大谷翔平をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 2
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する「ロボット犬」を戦場に投入...活動映像を公開
  • 3
    ジェットスキーのロシア兵を、FPVドローンが「排除」...背後から追跡、爆発するまでの緊迫映像をウクライナが公開
  • 4
    KATSEYEが韓国ハイブと米ゲフィンの手でデビュー、K…
  • 5
    欧州でも「世紀の豪雨」が町を破壊した...100年に1度…
  • 6
    8日間のはずが8カ月に...宇宙飛行士の「足止め騒動」…
  • 7
    【クイズ】「愛人」は中国語でどういう意味?
  • 8
    イランがイスラエルに報復できる手段は限られている…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 1
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 2
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 3
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する「ロボット犬」を戦場に投入...活動映像を公開
  • 4
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 5
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 6
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 7
    50年前にシングルマザーとなった女性は、いま荒川の…
  • 8
    中国で牛乳受難、国家推奨にもかかわらず消費者はそ…
  • 9
    【クイズ】「バッハ(Bach)」はドイツ語でどういう…
  • 10
    欧州でも「世紀の豪雨」が町を破壊した...100年に1度…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 3
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 4
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 5
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンシ…
  • 6
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 7
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 8
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 9
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 10
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中