ニュース速報
ワールド

プーチン氏「ハリス氏支持」、からかい交じりにコメント

2024年09月05日(木)19時34分

 ロシアのプーチン大統領(写真)は5日、ウラジオストクで開かれている経済フォーラムに出席し、米大統領選について民主党候補のハリス副大統領に勝利してほしいとからかい交じりにコメントした。当地で代表撮影(2024年 ロイター)

Vladimir Soldatkin

[ウラジオストク(ロシア) 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日、ウラジオストクで開かれている経済フォーラムに出席し、米大統領選について民主党候補のハリス副大統領に勝利してほしいとからかい交じりにコメントした。

同選挙への見方を問われた際、米国民の選択であり、結果を尊重すると回答。一方で、バイデン米大統領がハリス氏を支持するよう支持者に求めたことに触れ、「われわれも彼女を支持する」と語った。

発言時にはプーチン氏も司会者も笑顔を見せ、聴衆からは拍手が起きた。

同氏は「彼女はとても表情豊かに、伝染するように笑う。それは彼女にとって全てがうまくいっていることを意味している」と指摘。その上で、ハリス氏がさらなる対ロ制裁を控えることも意味しているのかもしれないと述べた。

共和党候補のトランプ前米大統領については、在任時にそれまでのどの米大統領よりも対ロ制裁を発動したと指摘した。

プーチン氏はバイデン氏が大統領選から撤退する前には、トランプ氏よりもバイデン氏が好ましいと語っていた。この発言もうのみにできないと当時見られていた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国大統領、取り調べで沈黙を守る=捜査当局

ビジネス

午後3時のドルは157円前半へ下落、日銀総裁発言「

ビジネス

12月工作機械受注は前年比11.2%増、3カ月連続

ビジネス

デフレ脱却へ適切な政策運営期待、次回日銀会合を注視
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」がSNSで大反響...ヘンリー王子の「大惨敗ぶり」が際立つ結果に
  • 4
    「日本は中国より悪」──米クリフス、同業とUSスチ…
  • 5
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 6
    日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で…
  • 7
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 8
    ド派手な激突シーンが話題に...ロシアの偵察ドローン…
  • 9
    トランスジェンダーを抹消か...トランプ政権、気候変…
  • 10
    LA史上最悪の山火事が招いた、ハリウッド映画のよう…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 6
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も…
  • 7
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「…
  • 8
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 9
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 10
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中