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北朝鮮メディア、米との対話に否定的 大統領選結果関係なく
2024年07月23日(火)10時55分
[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は23日のコラムで、米国の選挙を批判し、11月の米大統領選の結果にかかわらず米朝間の将来的な対話に否定的見解を示した。
米国の民主党と共和党間の政治状況は「内輪もめ」で複雑化しており、今後変わることはないと主張。「悪意ある企てのための対話、対立の延長としての対話は最初から必要ない」と断じた。
また、トランプ前米大統領が金正恩朝鮮労働党総書記との関係を誇示した最近の発言にも言及。
トランプ氏は先週の共和党全国大会で「核兵器をたくさん持っている人と仲良くするのは良いことだ」と発言していた。
コラムは、トランプ氏が2017─21年の大統領在任中に北朝鮮と関係を築こうと努めたことは認めつつも、実質的に前向きな変化はもたらされなかったした。