ニュース速報
ワールド

インドネシア貿易黒字、4月は35.6億ドル 予想上回る

2024年05月15日(水)14時39分

インドネシア統計局が15日発表した4月の貿易収支は、35億6000万ドルの黒字となり、黒字額は市場予想の33億ドルを上回った。写真はコンテナとその横を歩く作業員。ジャカルタで23年2月撮影。(2024年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana/Files)

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア統計局が15日発表した4月の貿易収支は、35億6000万ドルの黒字となり、黒字額は市場予想の33億ドルを上回った。

3月は44億7000万ドルの黒字だった。

インドネシアは2020年5月以降、毎月貿易黒字を計上しているが、輸出が低迷する中、最近は黒字幅が縮小している。

商品価格の下落と世界的な貿易の低迷により、輸出は1年以上打撃を受けている。

4月の輸出額は前年比1.72%増の196億2000万ドルだった。伸びはロイターがまとめたエコノミスト予想の4.57%を下回った。ただ、11カ月ぶりの輸出増加となった。

石炭の輸出額は前年比19.26%減の26億1000万ドルだった。輸出量は増加したものの、世界的な石炭価格下落の影響を受けた。石炭はインドネシア最大の輸出品である。

輸入は前年比4.62%増の160億6000万ドルだった。エコノミストは8.69%増と予想していた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

第一生命がアイリックコーポの株式取得、議決権比率6

ビジネス

日産が取締役会、ホンダとの統合交渉打ち切る方向で議

ビジネス

米郵政公社、中国・香港からの小包一時停止 関税措置

ビジネス

トヨタ、中国上海にレクサスのEV工場 単独で出資
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 6
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 7
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 8
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 9
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 10
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中