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ロシア、アフリカ6カ国に穀物20万トン無償提供 プーチン氏が昨年表明

2024年02月21日(水)11時54分

 2月20日、ロシアのパトルシェフ農相は20日、アフリカ6カ国に20万トンの穀物を無償提供する作業を完了したと明らかにした。写真は小麦を借り入れるコンバイン。ロシアのオムスク地方で昨年9月撮影(2024 ロイター/Alexey Malgavko)

[21日 ロイター] - ロシアのパトルシェフ農相は20日、アフリカ6カ国に20万トンの穀物を無償提供する作業を完了したと明らかにした。

ロシア大統領府(クレムリン)のウェブサイトによると、パトルシェフ氏はプーチン大統領に対し、ソマリアと中央アフリカ共和国に各5万トン、マリ、ブルキナファソ、ジンバブエ、エリトリアに各2万5000トンを輸送したと報告した。

プーチン大統領は、昨年7月に行われた「ロシア・アフリカ首脳会議」で6カ国への穀物無償提供を約束。それに先立ち、ロシアは黒海経由でウクライナ産穀物を輸出させる国際合意「黒海イニシアティブ」から離脱していた。

パトルシェフ氏は「ロシア・アフリカ首脳会議以後、アフリカ諸国との関係を維持し、協力関係を構築してきた。その結果、これらの国にこれだけの量の穀物を極めて迅速に届けることができた」と述べた。

ロイター
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