北朝鮮外相、ロシア訪問から帰国 プーチン大統領らと会談

1月19日、ロシアを訪問していた北朝鮮の崔善姫外相(写真)が、帰国した。写真はロシアのモスクワでの代表撮影(2024 ロイター)
[ソウル 19日 ロイター] - ロシアを訪問していた北朝鮮の崔善姫外相が19日、帰国した。同相は協力強化の一環として訪ロし、プーチン大統領やラブロフ外相と会談していた。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)は崔氏と政府代表団が同日に帰国したと伝えたが、モスクワでの会談の詳細には言及しなかった。
KCNAは今週に入り、崔氏とラブロフ氏が「戦略的・戦術的協力」の強化や、より緊密な関係構築という昨年9月の両国首脳会談の合意履行について協議したと伝えていた。
ロシアがウクライナ戦争で北朝鮮のミサイルなどを使用したとして批判が高まる中、両国は昨年以降、一連のハイレベル協議を行っている。
崔氏とロシアを訪問した代表団には趙春竜・労働党軍需工業部長も含まれており、プーチン氏との会談に同席した。
ロシア大統領府のぺスコフ報道官は「(北朝鮮は)非常に重要なパートナー」とし、両国はセンシティブな問題を含むあらゆる分野で関係の発展に注力していると述べた。