訂正-クウェート首長が死去、米国防長官やアラブ各国要人が訪問し弔意

クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長が12月15日死去したことを受け、外国の要人が相次ぎ同国入りし、弔意を表した。2006年2月、クウェートシティで撮影(2023年 ロイター/Stephanie McGehee)
(英文の訂正により、第4段落の「16日夕」の記述を削除しました)
Ahmed Hagagy Alexander Cornwell Phil Stewart
[クウェート 17日 ロイター] - クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長が15日死去したことを受け、外国の要人が相次ぎ同国入りし、弔意を表した。ナワフ氏の健康問題を理由に既に大半の職務を引き継いでいた弟で83歳のミシャル・アハマド・サバハ皇太子が首長を継承する。
サウジアラビアの事実上の最高権力者ムハマンド皇太子とカタールのタミム首長がクウェートに到着。ミシャル氏と別々に会談を開く。
イラク首相とイラン外相も哀悼の意を表明した。クウェートは1990年にイラクの侵攻を受け、91年まで占領されていた。
米国からはオースティン国防長官がクウェート入りし(訂正)、クウェート側から外相や国防相が迎えた。ヨルダンのアブドラ国王、エジプトのシシ大統領、パレスチナ自治政府のアッバス議長もクウェートに到着した。
86歳で死去したナワフ氏は、17日に埋葬された。死因は明らかにされていない。