ニュース速報

ワールド

ベトナム輸出、1─5月は前年比11.6%減 鉱工業生産も2%減

2023年05月29日(月)14時36分

 5月29日、ベトナム統計総局が29日発表した1─5月の輸出は、前年同期比11.6%減の1361万7000万ドルとなった。写真はベトナムのダナンにある港で2020年3月撮影(2023年 ロイター/Kham)

[ハノイ 29日 ロイター] - ベトナム統計総局が29日発表した1─5月の輸出は、前年同期比11.6%減の1361万7000万ドルとなった。海外の需要低迷が製造業主導の国内経済を圧迫した。

1─5月の鉱工業生産は前年同期比2%減。この期間の平均消費者物価は3.55%上昇した。

今年の成長目標は6.5%。2022年の実績は8.02%だった。

1─5月の輸入は前年同期比17.9%減の1263億7000万ドル、貿易収支は98億ドルの黒字だった。5月の輸出は前年比5.9%減、輸入は18.4%減少した。

企業が原材料と機器の調達を抑制しており、輸入の大幅減は今後鉱工業生産が一段と鈍化する可能性を示している。

ベトナムは、電子、衣料、繊維、履物、木製製品などの主要輸出国。製品には世界のトップブランド向けも含まれている。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米ホワイトハウス、政府のAI利用拡大へ省庁に戦略策

ビジネス

街角景気3月は0.5ポイント低下、判断「このところ

ワールド

香港、自由貿易協定拡大へ 米関税は「冷酷」とトップ

ビジネス

アングル:日本株は「恐怖売り」こなす、つきまとうト
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 5
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 6
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 7
    反トランプのうねり、どこまで大きくなればアメリカ…
  • 8
    フジテレビが中居正広に対し損害賠償を請求すべき理由
  • 9
    流石にこれは「非常識」?...夜間フライト中に乗客が…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 7
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 8
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 9
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中