フジHDの25年3月期、一転最終赤字に 金光社長は取締役退任へ

4月30日、フジ・メディア・ホールディングスは、2025年3月期通期の純損益予想を201億円の赤字に修正すると発表した。写真は、お台場のフジテレビ。 2018年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Kentaro Okasaka
[東京 30日 ロイター] - フジ・メディア・ホールディングスは30日、2025年3月期通期の純損益予想を201億円の赤字に修正すると発表した。従来は98億円の黒字を見込んでいた。
同社は、6月の定時株主総会後に金光修社長が取締役会長に就任予定としていたが、この日の取締役会で取締役を退任することになったと発表。また、特定の者に長期間権限が滞留しない仕組みを構築するため、相談役制度を廃止するとした。
元タレントの中居正広氏を巡るフジテレビに関する報道を受け、同テレビでのCMを差し止める動きが相次いで放送収入が激減するなど影響が拡大。フジテレビの嘉納修治会長と港浩一社長が1月下旬に引責辞任し、日枝久取締役相談役も3月27日付で退任した。
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