首都圏マンション、3月平均価格は2年ぶり1億円台=不動産経済研

4月21日、不動産経済研究所が発表した2025年3月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、1戸当たりの平均価格は前年比37.5%上昇の1億0485万円と2カ月連続のプラスだった。1億円超えは、東京23区で大型・高額物件の発売があった23年3月(1億4360万円)以来で、単月では2回目となる。写真は2023年11月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Shinichi Uchida
[東京 21日 ロイター] - 不動産経済研究所が21日発表した2025年3月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、1戸当たりの平均価格は前年比37.5%上昇の1億0485万円と2カ月連続のプラスだった。1億円超えは、東京23区で大型・高額物件の発売があった23年3月(1億4360万円)以来で、単月では2回目となる。
東京23区は前年比19.7%上昇の1億4939万円。23区以外は同21.3%上昇の6508万円、神奈川県は同14.6%上昇の6968万円、埼玉県は同24.2%上昇の6027万円だった。
首都圏の発売戸数は前年比9.8%減の2210戸。初月契約率は76.2%で昨年10月以来の70%超えとなった。4月の発売戸数は1500戸程度を見込んでいる。