インド貿易赤字、3月は予想上回る 原油・金輸入が増加
Shivangi Acharya Manoj Kumar
[ニューデリー 15日 ロイター] - インド政府が15日発表した3月の貿易赤字は215億4000万ドルとなり、ロイターがまとめたエコノミスト予想(160億ドル)を上回った。原油と金の輸入急増が背景。
2月は140億5000万ドルで3年超ぶりの大幅な赤字だった。
3月の財輸出は419億7000万ドル(前月369億1000万ドル)、輸入は635億1000万ドル(同509億6000万ドル)だった。
原油輸入は190億ドル。2月の118億ドルから急増、24年5月の199億5000万ドル以来の高水準となった。
金輸入は44億ドルで2月の23億ドルから増加。
年度(4ー3月)の財・サービス輸出は5%を超えて増加し8209億3000万ドル、輸入は約7%増の9151億9000万ドルだった。
財輸出は4374億2000万ドルで前年度とほぼ変わらず、輸入は6%増の7207億4000万ドルだった。サービス輸出は12%増の3835億1000万ドル、輸入は9%増の1949億5000万ドルだった。