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三井住友トラスト、米オルタナティブ運用会社と提携 一部株式取得も
2025年04月15日(火)09時45分
Miho Uranaka
[東京 15日 ロイター] - 三井住友トラストグループは15日、連結子会社の三井住友信託銀行(SMTB)が米大手オルタナティブ資産運用会社のGCMグロスヴェナーと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。一部株式も取得し、需要が高まるプライベート資産運用サービスの提供を強化する。
まずはGCMグループが運営するEMP(エマージング・マネージャーズ・プログラム)ファンドへ約150億円を投資する。2030年までに15億ドル以上の共同運用残高の獲得を目指す。パートナーシップを強固にするためGCMの株式約75億円分(持分比率5%未満)も取得する。
SMTBは23年12月に最大5000億円の資産運用戦略投資枠を設定し、運用力の向上を図ってきたが、GCMとの提携はこの一環となる。