中国、サービス業さらに対外開放へ AI産業応用を推進

中国商務省は18日、サービス業の対外開放計画を発表した。廃業したレストランでの器類の回収、北京で2月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang/File Photo)
[北京 18日 ロイター] - 中国商務省は18日、サービス業の対外開放計画を発表した。海外からの投資誘致に向け、アプリストアサービスの外資出資規制を撤廃するとした。
計画によると、サービス業対外開放の試験的プログラムの対象都市を拡大する。人工知能(AI)技術の産業応用をより迅速に推進するなどの課題を設定した。
付加価値の高い電気通信サービス、関連するデジタルサービスをさらに外国投資家に開放し、医療・ヘルスケア分野の開放に努めるとした。
金融機関の業務拡大を認める。中国に投資したり登録している多国籍企業が人民元建てでクロスボーダー集中型の資金運用を行うことを支援し、適格外国リミテッド・パートナー(QFLP)プログラムの試行スキームを強化する。
リスク管理を目的とした元建て国債先物取引への国内外の商業銀行や保険会社の参加を促進する。