ニュース速報
ビジネス
メキシコCPI、3月は+3.80% 0.5%の追加利下げ観測強まる
2025年04月10日(木)10時02分

4月9日、メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.80%上昇した。オズンバ・デ・アルサテの飲食店で2022年5月撮影(2025年 ロイター/Edgard Garrido)
[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が9日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.80%上昇した。伸びは前月の3.77%から加速し、ロイターがまとめたアナリスト予想と一致した。
中央銀行の目標(2─4%)内に収まり、中銀が政策金利をさらに50ベーシスポイント(bp)引き下げるとの見方が裏付けられた。
中銀は3月、政策金利を50bp引き下げて9%とし、トランプ米大統領の貿易政策による逆風の中、インフレ環境が許せば今後も同程度の引き下げを決定する可能性があるとの見解を示した。
変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比3.64%上昇し、市場予想と一致した。