米ボーイング、3月旅客機納入は前年比41%増の41機

米航空機大手ボーイングが8日発表した3月の旅客機納入数は41機と前年同月の29機から41%増加した。写真は2024年6月、ワシントン州レントンで撮影(2025年 Pool via REUTERS)
[シアトル 8日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングが8日発表した3月の旅客機納入数は41機と前年同月の29機から41%増加した。1月と2月はそれぞれ45機と44機だった。
第1・四半期に、主力の「737MAX」104機を含む130機を納入した。前年同期は83機だった。
ボーイングの生産と納入は昨年の従業員によるストライキ、当局による監視強化、サプライチェーン(供給網)のボトルネックなどで制約を受けている。
発注取り消し分などを差し引いたネットベースの3月の受注は163機で今年最高となった。737MAXは88機で、内訳はシンガポールのリース会社BOCアビエーションが50機、日本航空が17機、その他の顧客が21機。
ライバルの欧州エアバスの納入数は3月が71機、第1・四半期が136機だった。