英建設業PMI、3月46.4 土木が不振

4月4日、 S&Pグローバル/CIPSがまとめた3月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は46.4で景況拡大と悪化の節目である50を引き続き下回った。ロンドンの建設現場で1月撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes)
[ロンドン 4日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSがまとめた3月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は46.4で景況拡大と悪化の節目である50を引き続き下回った。土木部門の不振が響いた。
2月の44.6から改善し、ロイターがまとめたエコノミストの予想平均(46.0)を上回った。
建設業者は、弱い景気見通し、地政学の不確実性、国民保険料の雇用者負担増の影響を懸念している。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、受注が急減したと指摘した。「新規案件の不足や、人件費上昇による利益率押し下げ圧力を受け、採用を凍結したり退職者が出ても補充しない状況になっている」と述べた。
新規受注指数は2月から改善したものの、3カ月連続で50を下回った。今後12カ月で生産が拡大すると予想した割合は40%で、過去17カ月で最低だった。
土木部門は、コロナ禍だった2020年10月以降で最も大きく縮小した。商業建設部門も21年1月以来の落ち込みとなった。
住宅建設は2月の57カ月ぶりの落ち込みから持ち直した。
雇用は過去約4年半で最速で減少。業況は23年10月以来の低水準となった。
サービス業、製造業、建設業を合わせた全産業PMIは50.0から51.0に上昇し昨年10月以来の高水準。サービス業が寄与した。