日経平均は続落で寄り付く、米株安を嫌気 1200円安に下げ拡大

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比680円15銭安の3万6440円18銭と続落してスタートした。写真は、東京証券取引所。2024年、12月30日、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 31日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比680円15銭安の3万6440円18銭と続落してスタートした。前週末の米国市場でインフレや景気減速への警戒感から株安となったことを嫌気した売りが先行した。その後、1200円超安に下げ幅を拡大している。
日経平均への寄与が高い東京エレクトロンなど半導体関連が軒並み大幅安となっている。米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合や半導体株指数が大幅安となっており、国内の関連株の逆風になっている。
主力株はトヨタ自動車が大幅安、ソニーグループが軟調となっている。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループは大幅安となっている。
東証33業種のすべてが下落し、値下がり率の上位には保険、非鉄金属、石油・石炭製品、銀行、証券が並んでいる。