日経平均は反発で寄り付く、米関税巡る懸念和らぐ 3万8000円回復

3月25日、 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比344円66銭高の3万7953円15銭と、反発してスタートした。写真は、東京証券取引所。2024年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 25日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比344円66銭高の3万7953円15銭と、反発してスタートした。前日の米株市場で、関税政策を巡る懸念が和らぎ株高となった流れを引き継いで買い先行で始まった。指数寄与度の大きい銘柄の一角やハイテク株がしっかりで、日経平均は節目の3万8000円台を回復している。
幅広い業種で買いが優勢となり、非鉄金属、精密機器、輸送用機器などが堅調。電気・ガス、パルプ・紙などは弱含み。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループが1%超高、東京エレクトロンが3%超高で堅調。アドバンテストは小幅高。主力のトヨタ自動車は2%超高で推移。
りそなホールディングス、ニデック、サッポロホールディングスは値下がりしている。