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リーブス英財務相、財政規律堅持と表明 公共部門の雇用削減も

2025年03月24日(月)10時17分

リーブス英財務相は3月23日、世界的な混乱にもかかわらず、財政規律を堅持すると表明した。同日、ロンドンのBBCで撮影された提供写真(2025年 ロイター)

William Schomberg

[ロンドン 23日 ロイター] - リーブス英財務相は23日、世界的な混乱にもかかわらず、財政規律を堅持すると表明した。さらなる歳出削減が見込まれる26日の春季財政報告で、公共部門の雇用が1万人削減される可能性があるという。

リーブス氏は昨年10月に発表した予算案で、日々の歳出を歳入で賄うとし、大規模な増税計画を打ち出したが、景気減速や借り入れコスト上昇により、当初の計画を断念せざるを得なくなったとみられている。

企業経営者らは増税が雇用に打撃を与えると主張。また、トランプ米大統領による関税に端を発した貿易戦争リスクで、世界的な見通しは悪化している。

リーブス氏は「世界は変化した。われわれは変化に対応し、財政規律を守り続ける」と、スカイニュースに語った。

リーブス氏は2030年までに公務員コストを15%削減し、年間20億ポンド(25億8000万ドル)以上を節約する計画に基づき、公共部門で1万人の雇用が削減される可能性があると述べた。

ロイター
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