GMと現代自の包括提携協議大詰め、電動バン共有化やトラック提供

米ゼネラル・モーターズ(GM)と韓国現代自動車による新たな包括的提携に向けた協議が大詰めを迎えている。事情に詳しい関係者の話や、ロイターが確認した現代自動車の文書内容から判明した。写真は2022年4月にニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
Hyunjoo Jin Norihiko Shirouzu Heekyong Yang
[ソウル 20日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)と韓国現代自動車による新たな包括的提携に向けた協議が大詰めを迎えている。事情に詳しい関係者の話や、ロイターが確認した現代自動車の文書内容から判明した。
両社はいずれも、中国メーカーとの競争激化や世界的な貿易戦争という逆風に見舞われ、支出削減を迫られている。
この提携が成立すれば、GMと現代自動車は2種類の電動商用バンを共有化し、GMは同社の複数のピックアップトラックを現代自動車が自社ブランドとして販売するのを認める可能性がある。
また両社が車載半導体や次世代電池、電池素材の共同購入および共同開発に乗り出すことも含まれている。
両社がそれぞれのブランドで販売する予定の商用バンは現代自動車が生産する見込み。当初は韓国から米国に輸出する意向だったが、現代自動車は2028年までに北米で生産することを考えており、具体的には新工場建設や既存工場の設備拡張に動くか、生産を外部委託するか検討中という。
GMが現代自動車に提供するピックアップトラックは米国で「シボレー・コロラド」「GMCキャニオン」といったブランドで販売されている中型車。現代自動車は、人気の高いGMのフルサイズ・ピックアップトラックの販売も望んでいるものの、現時点でGMは提供リストに載せていないもようだ。
関係者は、商用バンよりもこのピックアップトラックの方が合意に時間がかかる公算が大きいとの見通しを示した。
GMは、個別の協議にはコメントしないと述べた。ただ声明で「両社は協業できる分野の模索を続けている」と言及した。
現代自動車は声明で、進行中の協議はまだ何もまとまっていないとしつつ、両社が「重要な戦略的分野」での合意を模索していると付け加えた。
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