NY外為市場=ユーロ2週間ぶり安値、米・ウクライナ首脳会談が決裂
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終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが下落した。ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の会談が物別れに終わり、近いうちに和平合意が成立するという期待が打ち砕かれた。(2025年 ロイター/Rick Wilking)
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが下落した。ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の会談が物別れに終わり、近いうちに和平合意が成立するという期待が打ち砕かれた。
ユーロは会合後に急落し、12日以来の安値となる1.0359ドルまで下落。終盤は0.29%安の1.0367ドルとなった。
米・ウクライナ両首脳はウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、ロシアへの対応などを巡り厳しい言葉の応酬が相次ぎ、ゼレンスキー氏は合意文書に署名せずホワイトハウスを後にした。
ブランディワイン・グローバル(フィラデルフィア)のポートフォリオマネージャー、ジャック・マッキンタイア氏は「ウクライナ戦争の和平合意や停戦に向けて前進しているように見えたが、それが保留となる可能性があるため、幾分の不確実性を織り込む必要がある」と語った。
序盤の市場では、この日発表された米の個人消費支出(PCE)価格指数を受けてドルは小幅下落していた。
2025年1月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇した。伸びは前月の2.6%から減速した。前年比での伸びが縮小する一方で、1月は個人消費支出が予想外に減少した。
ドル指数は0.23%高の107.61となった。
週間ではドルは約0.9%高となったが、月間では0.8%安となる見込み。
CMEのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)が6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利下げを行うとの見方は小幅に高まった。市場が織り込む利下げの可能性は79.1%と、前日の約70%から上昇した。
ドル/円は0.53%高の150.59円。投資家の間で日銀が年内に利上げするとの見方が強まったため、月間では3%近く下落した。
英ポンドは0.23%安の1.2568ドルとなった。
ドル/円 NY終値 150.60/150.65
始値 150.38
高値 150.98
安値 150.24
ユーロ/ドル NY終値 1.0375/1.0377
始値 1.0396
高値 1.0419
安値 1.0361
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