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米国株式市場=S&P・ナスダック一時1カ月ぶり安値、景気不透明感でリスクオフ

2025年02月26日(水)06時23分

米国株式市場ではS&P総合500種とナスダック総合が一時、1カ月ぶりの安値に沈んだ。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[25日 ロイター] - 米国株式市場ではS&P総合500種とナスダック総合が一時、1カ月ぶりの安値に沈んだ。消費者信頼感指数が低下したことで景気を巡る不透明感の高まりが浮き彫りになり、売りが進んだ。

コンファレンス・ボード(CB)が25日発表した2月の消費者信頼感指数は98.3と、前月から7ポイント低下した。低下幅は2021年8月以来、3年半ぶりの大きさ。予想の102.5も下回り、24年6月以来の低水準となった。

チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「きょうは明らかにリスクオフで、リスクオフの月が続いている」とし、「多くの企業が現在、個人消費の方向性について慎重な見方を示しており、きょうの消費者信頼感指数がそれを裏付けている」と述べた。

また、政治環境も助けになっていないとし、「株式を含め、購入を先延ばしにする理由が多数ある」と指摘した。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、インフレが米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に回帰することが明確になるまで、金利政策に関し様子見姿勢を維持する考えを示した。

株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数は一時、1月27日以来の水準に上昇した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 43621.16 +159.95 +0.37 43509.74 43767.74 43282.98

前営業日終値 43461.21

ナスダック総合 19026.39 -260.54 -1.35 19242.61 19256.35 18871.52

前営業日終値 19286.93

S&P総合500種 5955.25 -28.00 -0.47 5982.73 5992.65 5908.49

前営業日終値 5983.25

ダウ輸送株20種 15909.59 -6.24 -0.04

ダウ公共株15種 1011.83 -8.93 -0.87

フィラデルフィア半導体 4888.88 -114.66 -2.29

VIX指数 19.43 +0.45 +2.37

S&P一般消費財 1738.62 -14.67 -0.84

S&P素材 557.68 +4.44 +0.80

S&P工業 1140.82 +5.99 +0.53

S&P主要消費財 923.24 +15.35 +1.69

S&P金融 846.20 -0.87 -0.10

S&P不動産 269.40 +3.05 +1.14

S&Pエネルギー 679.54 -10.16 -1.47

S&Pヘルスケア 1732.23 +14.69 +0.86

S&P通信サービス 350.31 -5.43 -1.53

S&P情報技術 4468.15 -62.07 -1.37

S&P公益事業 402.49 -2.07 -0.51

NYSE出来高 11.53億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 37975 - 265 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 37955 - 285 大阪比

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