シンガポール金融大手UOB、第4四半期は9%増益

シンガポールの金融大手ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)が19日発表した第4・四半期(2024年10―12月)決算は、純利益が前年同期比9%増の15億2000万シンガポールドル(11億3000万米ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想の約14億6000万シンガポールドルを超えた。写真は2022年7月、シンガポールで撮影(2025年 ロイター/Edgar Su)
[シンガポール 19日 ロイター] - シンガポールの金融大手ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)が19日発表した第4・四半期(2024年10―12月)決算は、純利益が前年同期比9%増の15億2000万シンガポールドル(11億3000万米ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想の約14億6000万シンガポールドルを超えた。
ローンの伸びを支えに純金利収入が堅調だった。収益性を示す純金利マージンは前年同期の2.02%から2.00%に若干低下した。
UOBは今後3年間で30億シンガポールドル(22億4000万米ドル)を株主に還元する計画を発表。2025年には1株当たり0.50シンガポールドルの特別配当を実施し、20億シンガポールドル相当の自社株買いを行う。25年の業績見通しは据え置いた。
ウィー・イーチョン最高経営責任者(CEO)は「地域のプラットフォームや事業能力への長期投資が成果を上げており、今年も増収が続くと見込んでいる」とのコメントを出した。