米1月の製造業生産0.1%低下、予想下回る 自動車が不振
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米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した1月の製造業生産指数は0.1%低下した。写真は2021年5月、米オハイオ州クリーブランドの工場で撮影(2025年 ロイター/Timothy Aeppel)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した1月の製造業生産指数は0.1%低下した。自動車生産の急減が響いた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%上昇だった。2024年12月分は当初の0.6%上昇から0.5%上昇に下方改定された。
1月の前年比は1.0%上昇。製造業部門は米経済の約10.3%を占める。
自動車・部品は5.2%大幅低下した。
耐久財は横ばいだった。非耐久財は0.3%低下。食品・飲料・たばこ製品などの製造が減少した。
鉱業は1.2%低下。12月は2.0%上昇していた。
公益事業は7.2%上昇。異例の寒波を受け暖房需要が高まったとみられる。12月は2.9%上昇だった。
鉱工業全体の生産指数は0.5%上昇。前年比も2.0%上昇した。
鉱工業部門の設備稼働率は77.8%上昇と、12月の77.5%から上昇。1972─2024年の平均を1.8%ポイント下回る水準にある。
製造業の設備稼働率は76.3%と、前月から0.1%低下。長期平均を1.9%ポイント下回った。