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台湾TSMC、第1四半期売上高はガイダンス下限付近へ 地震影響
2025年02月10日(月)17時15分
2月10日、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、第1・四半期の売上高について、ガイダンス(250億─258億ドル)の下限近くになるとの見通しを示した。写真は、同社ロゴ。2024年5月、台湾の新竹市で撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)
[10日 ロイター] - 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は10日、第1・四半期の売上高について、ガイダンス(250億─258億ドル)の下限近くになるとの見通しを示した。1月下旬に台湾南部を襲った地震で1億6100万ドルの影響を見込んでいるという。
同社は、地震により一部の半導体ウエハーを廃棄したものの、生産設備に構造的な被害はなく、通常と変わらず操業が再開していると説明。生産の回復に努めており、通期見通しに変更はないとした。