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ガザ停戦調停団、合意決裂を懸念 エジプト外相は米国務長官と会談
2025年02月11日(火)04時46分
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エジプトの治安筋2人は10日、パレスチナ自治区ガザ停戦を巡り、調停団が合意の決裂を懸念していると明らかにした。写真はイスラム組織ハマスに拘束されていた人質。ガザ地区中央で8日撮影(2025年 ロイター/Hatem Khaled)
[カイロ 10日 ロイター] - エジプトの治安筋2人は10日、パレスチナ自治区ガザ停戦を巡り、調停団が合意の決裂を懸念していると明らかにした。
パレスチナのイスラム組織ハマスが10日、イスラエルが停戦合意に違反しているとし、15日に予定していた人質の解放を延期すると発表したことが背景。
同筋によると、ハマスの交渉官らは、トランプ米大統領がガザ住民らを別の土地に移住させる計画を提示しているため、停戦に関する米国の保証はもはや有効ではないと主張。段階的停戦合意を継続する米国の意図が明確に示されるまで協議を延期したという。
こうした中、エジプトのアブデルアティ外相は10日、ワシントンを訪問し、ルビオ米国務長官と地域情勢について協議した。エジプト外務省がXへの投稿で明らかにした。