米ファイザー、第4四半期実質利益・売上高が予想超え コスト削減奏功
2月4日、米製薬大手ファイザーが発表した第4・四半期決算は、調整後1株利益が0.63ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の0.47ドルを上回った。写真は同社のロゴ。ベルギー・プールスで2022年12月撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)
Bhanvi Satija Michael Erman
[4日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーが4日発表した第4・四半期決算は、調整後1株利益が0.63ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の0.47ドルを上回った。新型コロナウイルスワクチン収益の大きな変動を受け、投資家により着実な実行と成長を示すことを目指すのに伴い、昨年着手したコスト削減が奏功した。
売上高は前年同期の146億ドルから178億ドルに増え、アナリスト予想の174億ドルを超えた。
第4・四半期の新型コロナウイルスワクチンの売上高は33億8000万ドルで、市場予想を約2億8000万ドル上回った。デービッド・デントン最高財務責任者(CFO)は「新型コロナ関連の不確実性が弱まったため、売上高の変動はほぼ過去のものになった」と述べた。
アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は投資家らとの電話会議で、トランプ政権との協力について、注意深くではあるが楽観視しているとし、製薬業界にとって恐らく機会がリスクを上回るだろうとの見方を示した。
ブーラ氏はまた厚生長官就任に近づいたワクチンに懐疑的なロバート・ケネディ・ジュニア氏について、最近のケネディ氏の発言から判断すると、ワクチンの規制の方法について、以前よりも「ずっと穏健な見解」を持つだろうと述べた。
ファイザーはコスト圧縮策を講じ、今年末までに45億ドル、2027年までに製造業務の簡素化によりさらに15億ドルの削減を見込んでいる。
コスト削減を進めたことで第4・四半期の売上原価は前年同期の76億ドルから22%減の59億ドルとなった。
2023年買収した抗がん剤メーカー、シージェンの抗体薬物複合体(ADC)「パドセブ」の第4・四半期売上高は4億4400万ドルで、市場予想の4億4000万ドルを超えた。投資家の今後の注目は、ファイザーの医薬品パイプラインとシージェンがもたらす利益に移るとみられる。
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