ユナイテッドヘルス、幹部射殺事件後初の決算発表 医療制度改革訴え
1月16日、米医療保険大手ユナイテッドヘルスのアンドリュー・ウィッティ最高経営責任者(CEO)は、傘下の医療保険大手ユナイテッドヘルスケアCEOだったブライアン・トンプソン氏が射殺された後で初めてとなる決算会見に出席し、米国の医療制度は「より混乱させず、より複雑ではなく、より低コスト」に改革する必要があると強調した。写真は同社の本社。ミネソタ州ミネトンカで2019年撮影。同社提供(2025年 ロイター)
Sriparna Roy
[16日 ロイター] - 米医療保険大手ユナイテッドヘルスのアンドリュー・ウィッティ最高経営責任者(CEO)は16日、傘下の医療保険大手ユナイテッドヘルスケアCEOだったブライアン・トンプソン氏が射殺された後で初めてとなる決算会見に出席し、米国の医療制度は「より混乱させず、より複雑ではなく、より低コスト」に改革する必要があると強調した。
ユナイテッドヘルスが投資家向け説明会を開催予定だったニューヨークのホテルの外でトンプソン氏が射殺された事件は業界全体を揺るがしたにとどまらず、治療の拒否や高コストを巡って医療保険企業に不満を持つ米国人からの怒りの声が交流サイト(SNS)で氾濫した。
ウィッティ氏は、65歳以上と障害者を対象にした公的医療保険「メディケア」の事業で、患者が治療を受ける前に必要な事前承認の頻度を減らすために政策立案者と協力すると述べた。
ユナイテッドヘルスが16日に発表した2024年第4・四半期決算は売上高が1008億1000万ドルで、予想の1017億6000万ドルを下回った。調整後の1株当たり利益は予想より0.09ドル低い6.81ドルだった。
決算が嫌気され、同社の株価は取引開始早々に前日より最大4.7%下落した。同業のCVSヘルスとエレバンス・ヘルスもそれぞれ2%を超える下げ幅となった。
ユナイテッドヘルスの第4・四半期の医療費は市場予想を上回ったが、これは高齢者の医療サービス需要が高止まりしていることと、低所得者向け医療扶助制度「メディケイド」に患者が流入していることが要因だ。
LSEGのデータによると、ユナイテッドヘルスの第4・四半期の医療費率(保険料のうち医療費に使われた割合)は87.6%となり、市場予想の85.95%を上回った。
ユナイテッドヘルスは、メディケイド加入者に対する州からの支払いが減少したことも業績の重荷となったと指摘した。
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