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米財務長官候補、基軸通貨としてのドルの地位強調へ 16日公聴会

2025年01月16日(木)13時30分

トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は、上院財政委員会で16日開かれる公聴会の準備原稿で、ドルの基軸通貨としての地位を守る考えを示した。米経済の「新黄金期」に向けたビジョンも打ち出した。写真は米首都ワシントンで2024年12月に撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

David Lawder Lawrence Delevingne

[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は、上院財政委員会で16日開かれる公聴会の準備原稿で、ドルの基軸通貨としての地位を守る考えを示した。米経済の「新黄金期」に向けたビジョンも打ち出した。

次期政権では「インフレを加速する無駄な支出」よりも、経済を成長させる生産的な投資を優先しなければならないと強調した。

また「戦略的競争相手に対して脆弱なサプライチェーン(供給網)の安全を確保し、国家安全保障上の要求に対処するための政府全体のアプローチの一環として、制裁を慎重に導入しなければならない」とした。

さらに「ドルが世界の基軸通貨であり続けるよう取り組むことが極めて重要だ」と述べた。

ロイター
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