午後3時のドルは156円前半へ下落、日銀利上げ観測で円高
1月16日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の156円前半で取引されている。2022年撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Shinji Kitamura
[東京 16日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の156円前半で取引されている。日銀が来週の金融政策決定会合で利上げを実施するのではないかとの見方が強まり、円高が進行した。
ドルは朝方の156円半ばから上値の重い展開となった。仲値で実需の買いが一巡すると売りが次第に優勢となり、午前11時過ぎに当面の下値めどとされる156円台を割り込んだ。
その後は「円買いを誘発するストップロスを巻き込んだ」(国内証券)ことで、下げが加速し、一時155.21円まで下落。 昨年12月19日以来、約1カ月ぶり安値を更新した。
円高を支えたのは日銀の利上げ観測。14日の氷見野良三副総裁に続き、昨日の植田和男総裁の発言も、利上げに前向きな姿勢と受け止められられる内容だったという。円高の進行とともに、日本の金利先物市場が織り込む今月の利上げ確率は7割まで上昇した。
みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、⼭本雅⽂氏は「利上げはまだ十分に織り込まれていない。24日の会合結果発表に向けて、観測報道などがあれば、円高圧力がさらに強まる可能性がある」と話している。
しかし、午後に入るとドルは切り返し、午後2時過ぎには156円台を回復した。特段の手掛かりは見当たらなかったが、今夜の米小売売上高やスコット・ベッセント次期米財務長官の公聴会などを前に、円買いポジションが早々に巻き戻されたという。
ベッセント氏はきょう米上院財政委員会で開かれる公聴会の準備原稿を公表し、ドルの基軸通貨としての地位を守る考えを示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 156.10/156.14 1.0282/1.0283 160.52/160.53
午前9時現在 156.20/156.24 1.0294/1.0297 160.83/160.84
NY午後5時 156.47/156.48 1.0289/1.0290 160.99/161.04
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