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英企業信頼感、第4四半期は2年ぶり低水準 税制懸念で=調査

2025年01月15日(水)14時21分

15日に公表されたイングランド・ウェールズ公認会計士協会(ICAEW)の調査によると、第4・四半期の企業信頼感指数が前期の14.4から0.2に大幅低下した。資料写真、ロンドン市内で2015年4月撮影(2025年 ロイター/Neil Hall)

[15日 ロイター] - 15日に公表されたイングランド・ウェールズ公認会計士協会(ICAEW)の調査によると、第4・四半期の企業信頼感指数が前期の14.4から0.2に大幅低下した。

スターマー政権初の予算案を巡る税制面の懸念に圧迫され、トラス元首相の補正予算が危機を招いた2022年第4・四半期以来、2年ぶりの低水準となった。

ICAEWは、税負担を巡る企業の懸念が「記録的な」水準だとし、国内需要の減速が報告されていると指摘。ICAEWの経済担当ディレクター、スレン・ティル氏は「データは英経済が24年末に衝撃的な状況に陥ったことを示している。国内活動の減速と厳しい予算の余波で企業の信頼感が急落した」と述べた。

さらにICAEWは、販売価格の指標が22年初め以来の水準に低下し、今後数カ月は一段と落ち込むと予想。また、投入コストの上昇率は3年ぶり低水準だとした。ただ、予算の影響と世界的な不確実性により、企業は今後投入コストの伸びが拡大すると予想している。

調査は公認会計士1000人を対象に、昨年10月14日から12月13日に実施された。

ロイター
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