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人員削減した英企業、4年ぶり高水準 4月の増税控え=調査

2025年01月14日(火)10時55分

英商工会議所(BCC)が13日に公表した四半期調査で、昨年第4・四半期に人員を削減した英企業の割合が16%となり、2021年初め以来の高水準に達した。写真は2022年5月、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 13日 ロイター] - 英商工会議所(BCC)が13日に公表した四半期調査で、昨年第4・四半期に人員を削減した英企業の割合が16%となり、2021年初め以来の高水準に達した。第3・四半期から3ポイント上昇し、4月の増税に向け企業が値上げ圧力を感じていたことが示された。

調査では、人件費が原因で値上げ圧力に直面している企業は66%から75%に上昇し、17年の統計開始以来最高となった。

調査は、リーブス財務相が10月30日に発表した予算案で250億ポンド(302億9000万ドル)の給与税*増税が盛り込まれた後の11月11日から12月9日に実施された。

BCCの公共政策部門副ディレクター、ジェーン・グラットン氏は「予算案発表以来、企業の信頼感は大きく損なわれている」と指摘。

「雇用主は4月に予定されている国民保険料と最低賃金の大幅引き上げにより、雇用コストの大幅上昇に備える必要に迫られている。人材の採用、維持、育成への影響は避けられない」と述べた。

ロイター
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