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投機含め為替市場の動向憂慮、行き過ぎた動きには適切に対応=加藤財務相

2024年12月27日(金)11時40分

 12月26日、加藤勝信財務相(写真)は、足元の為替円安に対し「投機的な動向も含め、為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていく」と述べた。写真は都内で11月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Takaya Yamaguchi

[東京 27日 ロイター] - 加藤勝信財務相は27日、足元の為替円安に対し「投機的な動向も含め、為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていく」と述べた。同日午前の臨時閣議後会見で語った。

為替円安を巡り、加藤財務相は「為替市場の動向や為替介入について具体的に言及することは市場に不測の影響をおよぼす恐れがあることから差し控える」とした。

そのうえで「足元では一方的な、また急激な動きもみられる」と指摘。「為替相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要」と語った。

会見では、日銀金融政策に関連し「日銀は引き続き適切な対応をしていただけると思う」との考えも述べた。

ロイター
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