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中国、EU産ブランデーの反ダンピング調査を3カ月延長

2024年12月26日(木)09時45分

中国商務省は12月25日、欧州連合(EU)産ブランデーに対する反ダンピング(不当廉売)調査を3カ月延長すると発表した。2018年11月、仏コニャックにあるレミーマルタンの工場で撮影(2024年 ロイター/Regis Duvignau)

[北京 25日 ロイター] - 中国商務省は25日、欧州連合(EU)産ブランデーに対する反ダンピング(不当廉売)調査を3カ月延長すると発表した。従来の指針で認められていた完全延長よりも短い。

調査は今年1月5日に開始され1年で完了する予定だったが「複雑さ」を理由に4月5日まで延長されるとした。詳細は明らかにしなかった。

同省は以前、特別な状況下では調査が6カ月延長される可能性を指摘していた。

同省は10月、予備調査の結果EU産ブランデーのダンピングが中国のブランデー業界に損害を与える恐れがあることが示されたとし、輸入時に保証金を課す反ダンピングの暫定措置を始めた。

調査はフランスが中国製電気自動車に対するEUの関税を支持したことに対する措置とみられている。マクロン仏大統領はこの調査を「純粋な報復」と呼んでいる。

EUは先月、中国が発動した反ダンピング措置が貿易ルールに違反しているとして世界貿易機関(WTO)に提訴した。

ロイター
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