FRB0.25%利下げ、今後の利下げペース鈍化を示唆
米連邦準備理事会(FRB)は17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、4.25─4.50%とした。2022年1月撮影(2024年 ロイター/Joshua Roberts)
Howard Schneider Ann Saphir
[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、4.25─4.50%とした。
同時に、失業率が比較的安定する中、物価情勢にこのところ大きな改善が見られないことを踏まえ、今後の利下げペースを緩める可能性を示唆した。
FRBはFOMC声明で「経済活動は引き続き堅調なペースで拡大している」とし、失業率が低水準にとどまる中、インフレはやや高止まりしていると指摘した。
誘導目標の一段の調整の程度と時期を検討する際、入手されるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価するとの新たな文言を追加。次回1月会合での利下げ一時停止を示唆した可能性がある。
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