米11月製造業生産0.2%上昇、予想下回る 関税の影響を注視
米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した11月の製造業生産指数は前月比0.2%上昇だった。2019年6月撮影(2024年 ロイター/Kamil Krzaczynski)
[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した11月の製造業生産指数は前月比0.2%上昇だった。10月は0.7%低下。ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.5%上昇を下回った。自動車・部品の生産は上昇した一方、航空宇宙・輸送機器の低迷が響いた。
米航空機大手ボーイングのストライキは11月に入って終結したものの、過去2カ月は生産が落ち込んでいた。前年同月比では1.0%低下となった。米経済の10.3%を占める製造業部門は高金利政策の影響で低迷が続いている。
11月に自動車・部品の生産は3.5%上昇。航空機部品の低下が響いて航空宇宙・輸送機器は2.6%低下。10月は6.7%低下だった。
トランプ次期米政権が計画する関税による製造業への影響について、パンテオン・マクロエコノミクスの米国チーフエコノミスト、サミュエル・トゥームズ氏は「輸入原材料や中間財への関税の脅威は、企業が在庫を増やしてコストを抑制しようとするため、製造業の生産を一時的に刺激する公算が大きい」と指摘。「しかし政策の見通しがより明確になるまで、製造業者は関税や移民政策を巡る不確実性の高まりを踏まえ、追加生産能力への投資を控えるだろう」と予想した。
耐久財は0.7%上昇。機械が増えた。 非耐久財は0.3%低下。衣料品、皮革製品、石油・石炭製品、紙が低下した。 鉱業は0.9%低下。前月は0.1%低下していた。公益事業は1.3%低下。気温が平年を上回ったことで電気・ガスの需要を圧迫した。前月は1.3%上昇していた。
11月の鉱工業生産指数は前月比0.1%低下。10月は0.4%低下だった。11月の前年同月比は0.9%低下。
鉱工業部門全体の設備稼働率は76.8%と、前月の77.0%から低下。1972─2023年の平均を2.9%ポイント下回る水準にある。製造業の設備稼働率は76.0%と、前月から0.1%ポイント上昇。長期平均を2.3%ポイント下回っている。
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