ECBの利下げペース、会合ごとに決定=フィンランド中銀総裁
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12月17日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、ユーロ圏のインフレ率が目標の2%で安定しつつあることがより明確になっていると指摘し、これが一段の利下げにつながるとの見解を示した。ロンドンで2019年撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)
[ヘルシンキ 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は17日、ユーロ圏のインフレ率が目標の2%で安定しつつあることがより明確になっていると指摘し、これが一段の利下げにつながるとの見解を示した。
レーン氏はフィンランド中銀の声明で、「金融政策の方向性は今や明確だ」とし、「利下げのスピードと規模は、公表されるデータと総合的な分析に基づいて会合ごとに決定される」と指摘した。
貿易政策を巡る不確実性が短期的な経済見通しへの重荷となっており、リスクは下向きとの認識を示した。欧州は米国との貿易摩擦に直面する準備をする必要があると訴えた。
貿易摩擦への対応は「交渉が望ましい」とした上で、「米国が欧州に対して関税引き上げを脅しの手段として用いる場合、欧州連合(EU)は事前に対抗措置を取る用意があると示すことで、交渉における立場を強化できる」との考えを示した。
レーン氏は記者会見で、2025年前半にECBの政策金利が中立水準まで低下し、金融政策が制約的でなくなると指摘した。来年も利下げサイクルを継続することが適切な政策との認識を示した。
利下げのスピードや規模は、入手するデータや包括的な分析に基づき会合ごとに決定することになるとした。
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