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米カーギル、世界で5%の人員削減へ 収益減受け米部門から
2024年12月04日(水)09時55分
米穀物商社大手カーギルは12月3日、従業員の5%削減に向けてレイオフに着手した。写真はスウェーデンにある同社工場。2016年9月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)
Tom Polansek
[シカゴ 3日 ロイター] - 米穀物商社大手カーギルは3日、従業員の5%削減に向けてレイオフに着手した。サプライチェーン(供給網)、在庫管理その他を担当する米国人従業員を対象に始める。
同社は畜牛、穀物、油糧種子事業の収益減に直面している。
本社があるミネソタ州当局への書簡によると、同州のオフィスセンターで来年2月5日から475人を削減する予定。レイオフに関する通知は今週から始まり、対象の従業員は退職金を受け取る資格があると説明した。
同社の従業員は世界で16万人を超え、広報担当者は全営業地域が削減の影響を受けると述べた。
S&Pグローバル・レーティングスの農業ビジネス担当ディレクター、クリス・ジョンソン氏は「同社は周期的な低迷に直面している」とし、牛肉事業が大幅な収益減の原因だと述べた。