読売新聞の株価指数、投資商品の選択肢増加は望ましい=官房長官
林芳正官房長官は28日の記者会見で、読売新聞社が2025年3月に日本株式市場の値動きを示す新指数を創設すると公表したことを受け、株価指数の開発が新たな投資商品の提供につながることは日本企業に投資する際の選択肢が増えることになり、「国民の資産形成を推し進めていく上で望ましい」と語った。写真は東京証券取引所のロゴ。都内で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Shinichi Uchida
[東京 28日 ロイター] - 林芳正官房長官は28日午前の記者会見で、読売新聞社が2025年3月に日本株式市場の値動きを示す新指数を創設すると公表したことを受け、株価指数の開発が新たな投資商品の提供につながることは日本企業に投資する際の選択肢が増えることになり、「国民の資産形成を推し進めていく上で望ましい」と語った。
読売新聞の指数は大手金融機関グループと連携して提供する指標で、日本を代表する333社で構成するという。林長官は、個別の株価指数についてはコメントは差し控えるとし、政府が取り組む資産運用立国を実現する観点から見解を示した。
日本経済新聞以外の日本の新聞社では、過去に毎日新聞が「J30」という指数を立ち上げた事例がある。