現代自、3列シートの大型電動ＳＵＶ発表 米韓で来年発売

　１１月２０日、韓国の現代自動車は、同社初となる３列シートの大型電動ＳＵＶ（多目的スポーツ車）「ＩＯＮＩＱ （アイオニック）９」を発表した。写真はＩＯＮＩＱ ９。米カリフォルニア州 ロサンゼルスで撮影（２０２４　ロイター／Daniel Cole）

Abhirup Roy

[サンフランシスコ ２０日 ロイター] - 韓国の現代自動車は２０日、同社初となる３列シートの大型電動ＳＵＶ（多目的スポーツ車）「ＩＯＮＩＱ （アイオニック）９」を発表した。

航続距離は３００マイル（約４８０キロ）を上回る。米国と韓国で来年初めに発売後、欧州などにも投入する。

３列シートのＳＵＶはミニバンやステーションワゴンに代わり、ファミリー向けや長距離ドライブ向けに選ばれる大型車となっている。

新興ＥＶのルーシッド、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の高級車ブランド「キャデラック」、ボルボ 、ベトナムのビンファストはいずれも３列シートのＥＶを発表しており、現代自グループの起亜自動車は「ＥＶ９」を既に販売している。

現代自はＩＯＮＩＱ９の価格を公表していないが、起亜のＥＶ９は５万５０００ドルからとなっている。