米国株、今保有するには「良いもの」=ブリッジウォーターCIO
ブリッジウォーター・アソシエイツの共同最高投資責任者(CIO)、カレン・カーニオール・タンブール氏(写真)は12日、米国株は現時点で保有するには「良いもの」と述べ、トランプ次期大統領の下で力強い経済成長が期待できるとの見方を示した。2023年5月、カリフォルニア州ビバリーヒルズで撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)
Carolina Mandl
[ニューヨーク 12日 ロイター] - ブリッジウォーター・アソシエイツの共同最高投資責任者(CIO)、カレン・カーニオール・タンブール氏は12日、米国株は現時点で保有するには「良いもの」と述べ、トランプ次期大統領の下で力強い経済成長が期待できるとの見方を示した。
タンブール氏はヤフー・ファイナンス・インベストのイベントに出席した際、大統領選でトランプ氏が勝利した後10年債利回りが4カ月ぶり高水準に達したにもかかわらず、米国の成長見通しが株価を押し上げていると指摘した。
「未知の部分が多い関税シナリオの下でもおそらくまだ成長余地はある」と述べた。
トランプ氏は選挙期間中、さまざまな輸入品に関税を課すと表明しており、専門家は、インフレの急上昇を引き起こし、利上げが必要になるかもしれないと指摘している。
S&P500株価指数はトランプ氏の勝利以降5%近く上昇している。