ニュース速報
ビジネス

エリオット、米ハネウェルに分割求める 株式50億ドル超取得

2024年11月13日(水)08時02分

 11月12日、物言う株主(アクティビスト)として知られる米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントは、米複合企業ハネウェル・インターナショナルに分割を求めた。スイス・ジュネーブで2017年撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

Svea Herbst-Bayliss

[12日 ロイター] - 物言う株主(アクティビスト)として知られる米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントは12日、米複合企業ハネウェル・インターナショナルに分割を求めた。

エリオットはハネウェルに宛てた書簡で50億ドル以上の同社株を保有しているとし、航空宇宙事業とオートメーション事業の独立した2企業に分割すべきだと述べた。

エリオットは、一貫性のない業務執行や業績、株価の低迷が過去5年間ハネウェルの価値創造の実績に悪影響を及ぼしてきたと指摘した。

ハネウェルの株価は過去5年間に約28%上昇した。一方、S&P500種株価指数は同期間に94%上昇している。

エリオットは、ユナイテッド・テクノロジーズ、ゼネラル・エレクトリック(GE)、インガソール・ランドといった他の産業大手が分割したのと同様に、米産業の「象徴的な柱」であるハネウェルも簡素化された構造から恩恵を受けると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米司法長官に保守強硬派ゲーツ下院議員指名へ、トラン

ビジネス

米フロンティア株主、ベライゾンによる買収承認 96

ビジネス

米メタの「スレッズ」、来年初に広告導入=報道

ワールド

ブラジルのサービス業活動、9月は前月比+1.0% 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:またトラ
特集:またトラ
2024年11月19日号(11/12発売)

なぜドナルド・トランプは圧勝で再選したのか。世界と経済と戦争をどう変えるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 3
    NewJeansのミン・ヒジン激怒 「似ている」グループは企画案から瓜二つだった
  • 4
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 5
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 6
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 7
    中国の言う「台湾は中国」は本当か......世界が中国…
  • 8
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 9
    トランプ再選を祝うロシアの国営テレビがなぜ?笑い…
  • 10
    ウクライナ軍ドローン、1000キロ離れたロシア拠点に…
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    「歌声が聞こえない」...ライブを台無しにする絶叫ファンはK-POPの「掛け声」に学べ
  • 3
    ウクライナ軍ドローン、1000キロ離れたロシア拠点に突っ込む瞬間映像...カスピ海で初の攻撃
  • 4
    「遮熱・断熱効果が10年持続」 窓ガラス用「次世代…
  • 5
    「トイレにヘビ!」家の便器から現れた侵入者、その…
  • 6
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 7
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 8
    後ろの女性がやたらと近い...投票の列に並ぶ男性を困…
  • 9
    海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「空母化」、米…
  • 10
    NewJeansのミン・ヒジン激怒 「似ている」グループは企…
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 3
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 4
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 5
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中