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英賃金上昇率、7─9月は前年比+4.8% 約2年ぶり低い伸び
2024年11月12日(火)17時06分
11月12日、 英国立統計局(ONS)が発表した7─9月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年同期比4.8%だった。ロンドンで2023年10月撮影(2024年 ロイター/ Susannah Ireland)
[ロンドン 12日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が12日発表した7─9月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年同期比4.8%だった。2022年6月以来約2年ぶりの低い伸び。
イングランド銀行(英中央銀行)が先週公表した予測と一致した。ロイターがまとめた市場予想は4.7%だった。
民間部門の賃金上昇率(ボーナス除く)も4.8%で、中銀の予測通りだった。
求人数は21年5月以来の低水準。労働市場が軟化していることが一段と浮き彫りになった。
中銀は7日、政策金利を5%から4.75%に引き下げることを決定。2020年以降で2度目となる利下げで、新政権による初の予算案によるインフレ上昇や経済成長見通しを受け、今後の利下げは緩やかなものになるとの見方を示した。