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バークレイズ、英金利は12月据え置きと予想 引き下げから変更

2024年11月08日(金)15時18分

 英大手銀行バークレイズは7日の調査ノートで、イングランド銀行(英中銀)は12月の会合で政策金利を据え置くとの見方を示した。写真はバークレイズのロゴ。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[8日 ロイター] - 英大手銀行バークレイズは7日の調査ノートで、イングランド銀行(英中銀)は12月の会合で政策金利を据え置くとの見方を示した。中銀が不確実性と緩やかな政策運営を強調していることが理由で、これまでの利下げ予想を変更した。

中銀は8日政策金利の引き下げを決定。英予算がインフレと経済成長加速につながると予想されるため、今後の利下げは緩やかになる可能性が高いとの見解を示した。

バークレイズは「記者会見での主なメッセージは、財政措置の影響や労働市場など、不確実性の大きさを強調することだった」と指摘。

この不確実性は今後数週間で十分に解消される見込みはなく、「漸進性」やインフレ予想が強調されていることから、12月は金利据え置きが予想されるとした。

一方で、利下げが遅れればサイクルはより積極的になると予想。

利下げは2025年2月に25ベーシスポイント(bp)、その後は5月、6月、8月、9月にも25bpで実施され、「ターミナルレート」は3.50%になると予想している。

ロイター
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