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武田薬、通期営業益予想を2650億円に上方修正 

2024年10月31日(木)15時53分

 10月31日、武田薬品工業は、2025年3月期の業績予想(国際会計基準)を上方修正したと発表した。東京で2018年7月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Shiho Tanaka

[東京 31日 ロイター] - 武田薬品工業は31日、2025年3月期の業績予想(国際会計基準)を上方修正したと発表した。営業利益は2650億円(従来2250億円)に見直した。IBESによるアナリスト15人のコンセンサス予想は2865億円だった。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬「ビバンセ」の後発医薬品(ジェネリック)の市場浸透が想定よりも緩やかな米国での増益などを反映した。

売上収益は、前提為替レートの見直しなどにより4兆3500億円から4兆4800億円に修正した。

武田が経営指標として重視する、為替レート変動の影響を排除したコア売上収益は5月時点の「横ばいからやや減少」を「横ばいからやや増加」に、営業利益の増減率は「約10%の減少」から「1桁台半ばの減少」にそれぞれ見直した。

会社発表の決算要旨は以下でご覧いただけます。https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241028503757.pdf

ロイター
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