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日産、欧州向け小型EVでルノーと提携の可能性

2024年10月31日(木)10時13分

 10月30日、仏自動車大手ルノーは、ルノーの小型車「トゥインゴ 」の電気自動車(EV)バージョンを日産自動車が市場に投入するのを支援するため同社と交渉している。写真は両社の看板。仏ルコトーで2023年7月撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[ドゥエ(フランス) 30日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーは、ルノーの小型車「トゥインゴ 」の電気自動車(EV)バージョンを日産自動車が市場に投入するのを支援するため同社と交渉している。

トゥインゴのEVバージョンは2026年に投入予定で、価格は2万ユーロ(約2万1700ドル)以下に設定されている。比亜迪(BYD)といった低価格の中国ブランドに対抗する。

ルノーは当初、トゥインゴの開発で独フォルクスワーゲン(VW)との提携を模索していた。ただ、提携交渉は5月に打ち切られ、ルノーは単独で継続するとしていた。

日産は小型EV「マイクラ」で既にルノーと提携している。内田誠社長は30日、欧州で提供する商品を拡充し、投入までの時間を短縮したい意向だと述べた。

ロイター
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