マイクロソフト、7─9月期決算は予想超え AIでクラウド事業拡大
米マイクロソフトが10月30日に発表した第1・四半期(7─9月期)決算は、売上高と利益がともに市場予想を超えた。3月25日、パリ近郊で撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[30日 ロイター] - 米マイクロソフトが30日に発表した第1・四半期(7─9月期)決算は、売上高と利益がともに市場予想を超えた。データセンターの容量強化と人工知能(AI)による需要拡大の取り組みによりクラウド事業が拡大した。
「Azure」の売上高は33%増。ビジブル・アルファが集計した市場予想は32%増だった。
1株当たり利益は3.30ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は3.10ドルだった。
第1・四半期の売上高は16%増の656億ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は645億ドルだった。
マイクロソフトによると、今期の設備投資額は前期の190億ドルに対し5.3%増の200億ドルと、ビジブル・アルファが集計した市場予想の192億3000万ドルを上回った。