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ノルウェー運用大手、パランティア投資停止 イスラエルとの関連で 

2024年10月28日(月)15時03分

10月25日、ノルウェー金融大手ストアブランドの運用子会社ストアブランド・アセット・マネジメントは、米データ解析企業パランティア・テクノロジーズへの投資について、国際法違反や人権侵害を犯すリスクがあるとして投資を停止した。写真はパランティア・テクノロジーズのロゴ。ダボスで2022年5月撮影(2024年 ロイター/Arnd Wiegmann)

Stefania Spezzati Gwladys Fouche

[ロンドン/オスロ 25日 ロイター] - ノルウェー金融大手ストアブランドの運用子会社ストアブランド・アセット・マネジメントは、米データ解析企業パランティア・テクノロジーズへの投資について、国際法違反や人権侵害を犯すリスクがあるとして投資を停止した。

ストアブランドの分析によると、パランティアはヨルダン川西岸とパレスチナ自治区ガザでパレスチナ人を監視することを支援する「人工知能(AI)ベースの取り締まりシステム」などをイスラエルに提供している。

パランティアのシステムは「『一匹狼的なテロリスト』攻撃をしそうな個人を特定し、攻撃が行われる前にそうした個人を拘束することを容易にする」という。

ストアブランドは約1兆クローネ(約915億3000万ドル)の資産を運用している。広報担当者によると、パランティアに約2億6200万クローネ(約2400万ドル)投資していた。

ロイター
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