米マクドナルド、集団食中毒の原因ビーフパティでないと断定
10月27日、米マクドナルドは同社ハンバーガー「クォーターパウンダー」に関連する大腸菌集団感染について、ビーフパティが原因ではないとした。写真はクォーターパウンダー。ニューヨークで24日撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[27日 ロイター] - 米マクドナルドは27日、同社ハンバーガー「クォーターパウンダー」に関連する大腸菌集団感染について、ビーフパティが原因ではないとした。
同社のチーフ・サプライチェーン・オフィサーであるセサール・ピナは声明で「この食中毒に関連する汚染された製品は当社のサプライチェーン(供給網)と全店舗から取り除かれていると確信している」と説明した。
コロラド州当局は、マクドナルドブランドの生鮮・冷凍ビーフパティの複数ロットから採取したサブサンプルは全て大腸菌検査で陰性だったと発表。牛肉の検査は終了しており、今後さらにサンプルを受け取る予定はないと付け加えた。
マクドナルドは、クォーターパウンダーの生鮮品の流通を再開し、来週中には全てのレストランで販売される予定であると発表した。